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SFシリアス1人用

実験番号27、担当職員の憂鬱

実験番号27の担当になった職員。日々の報告を重ねるうちに、「化け物」を見るまなざしは変わっていく。

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本文

〇「失礼します。本日の報告に参りました。」

【紙をめくる音】

〇「実験番号27 の術後経過はおおむね良好です。そろそろ技能調査を始めてもよいころかと。」

〇「……え、私が技能調査の担当ですか?……はい、わかりました。」

〇「……困ったな。あんな化け物を相手するなんて。」

〇「失礼します。本日の報告に参りました。」

【紙をめくる音】

〇「実験番号にーな、すみません。27の技能調査は順調です。特に知能などは私たちと変わらず……。」

〇「あ、はい。攻撃性は特に……。え、あれを27に行うのですか!?」

〇「いえ、問題ありません……。」

〇「失礼します。実験番号27の終了報告です。」

【紙をめくる音】

〇「27は銃による攻撃を受けた際、防御反応を示しませんでした。」

〇「反撃せず、私の前にずっと立っていました。」

〇「これにより、27は戦闘向きではないと判断され……。」

間

〇「……馬鹿な子。」

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